ブックタイトル湯島本郷マーチング通信51号

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概要

湯島本郷マーチング通信51号です。湯島本郷マーチング通信では文京区湯島や本郷、またはその周辺の施設やイベントを紹介しています。

2パブリック-2――新しく局長になられていかがですか。横塚さん5月に着任しましたが、その前は株式会社東京ドームにおりました。東京ドームで地域とかかわる仕事を5年間してきましたが、行政と民間では立ち位置が逆ですから、勝手の違いにとまどうことが多いです。それと扱うエリアの広さ。東京ドームで地元といえば、小石川、後楽、本郷の一部ぐらいですが、それがいっきに文京区全域に広がって自分でも知らない所がたくさんあることに驚かされました。文京区は都心にもかかわらず緑が多く、閑静な住宅街に商店街、名所旧跡や文化施設が混ざり合って心が休まります。山の手と下町の要素、静かさと人の温かさがあって、本当に暮らしやすい街です。民間で培った視点を活かして新しい提案をしていきたいと思っています。――文京区観光ガイドの窓口でもあるんですね。横塚さんアニメとコラボするイベント企画に積極的に取り組む予約ガイドツアーの申し込みは、文京区観光協会事務局長協会で受けてガイド会に繋ぎます。公民館、図書館、生涯学習グループなど、地方からの問い合わせも多いですよ。観光資源に恵まれた文京区ですが、まだまだ隠れた資源がたくさん眠っています。自分では大したことないと思っても外部の方から見れば凄いモノとして捉えていただけることがあります。そういった新しいものを掘り起して、その情報を多くの人々に提供し喜んでいただく、そういう仕事ですから着地点はないと思っています。――最近の大きなイベント、また今後の予定について。横塚さん昨年7月、「永青文庫」で夏季展示「歌仙兼定登場」を開催した際、隣接する新江戸川公園(平成29年3月から肥後細川庭園に名称変更)の「松聲閣」で、文京区と「刀剣乱舞-ONLINE」のコラボ企画、「刀剣男士『歌仙兼定』」の等身大パネルとイラストを展示したところ、アニメに夢中の刀剣女子が横塚厚さん大勢つめかけ、関連グッズがたくさん売れたそうです。今年はその路線を継承し、キャラクター化した文豪たちが戦う人気アクション漫画「文豪ストレイドッグス」(雑誌連載、アニメ、映画)から文京区ゆかりの文豪を選んで、秋から冬にかけてのコラボイベントを企画しています。いまはSNSでたちまち情報が拡散する時代、私たちもそれに対応した効果的なPRを考えていかなければいけないと思っています。文京区観光協会〒112-0003文京区春日1-16-21文京シビックセンター1階TEL. 03-3811-3321FAX. 03-3811-3459URL: http://www.b-kanko.jp/コラボ企画「刀剣乱舞」のリーフレットやクリアファイル文京区観光協会の正面協会内は観光グッズや区内観光案内パンフレットがぎっしりパブリック-3アカデミー推進課、観光協会、ガイド会の連携プレーで文京区観光ガイド文京区観光協会会員――ガイドを始められたきっかけから。――区とはどういう関係なんですか。町田さん私は生まれも育ちも本郷ですが、町田さん毎月1回、区のアカデミー推進課定年後に備えてボランティア活動を始めようと、東京シティガイドクラブ(2007年10月NPO法人)の一期生に応募したのが最初です。そこでは文京区内のガイドをやっていました。文京区観光ガイドは2010年の募集で、やはり一期生に応募したんです。今年3月までガイド会(文京区観光ガイドの組織)の代表を務めておりました。観光協会が「予約ガイドツアー」の申し込みを受けて、25名いるガイド会の都合のいい人がガイドします。昨年1年間で計100回、1400人をガイドしました。申し込みは2名から可能、多いと20~30名の団体で他区や近県からも見えますね。と観光協会とガイド会の三者連絡会があり、今後の進め方などを話し合っています。ここで決まった年7回分の「文の京ツアー」を区報で募集しますが、毎回2倍近い応募がありますね。アンケートでは参加者の皆さんに大好評です。「予約ガイドツアー」は8割方60代以上の人ですが、「文の京ツアー」には半分ぐらい若い人も参加します。9月に漱石山房記念館(新宿区)が開館するので、コラボするかたちで漱石ゆかりのコースを企画しています。アカデミー推進課は学校の先生・生徒・児童を対象にした地域学習にガイド活用を声掛けして、1学年全員を私たち数名でガイドすることもあります。地元を深く知って愛着を持ってもらうことが大事です。――最新の動きについてはいかがでしょ町田菊男さんうか。町田さんよりみちアプリ「YORIP」(大日本印刷株式会社)が全国の街に広がりつつあります。地域の魅力を掘り起こすには、こういうアプリと一緒にガイドも利用して頂けると鬼に金棒ですね。私自身はこれからも、ガイドとして歩き・会話し・勉強することが老化防止にも役立っていくと思います。文京区観光インフォメーション〒112-0003文京区春日1-16-21文京シビックセンター1階TEL. 03-5803-1941楽しかったと言ってもらえるよう頑張る定番コースは10コースを用意申し込みは2名から無料ガイド