ブックタイトルマーチング通信43号

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概要

マーチング通信43号

第43号:平成28年(2016年)3月20日日曜日隔月発行3旬の野菜がたっぷり、カジュアル感覚でフレンチを楽しめる店――2009年9月、菊坂に開店される前はどちらに。赤城さん湯島の鳥つねさんの向かいのフレンチのお店に12年ほどおりました。その前はルクセンブルクのホテルで4年間務めた経験があります。日本での修業時代から数えると、フレンチの世界で25年ぐらい過ごしてきたことになります。湯島のお店のお客さんは、場所柄、会社関係や大学、また遠方からもいらっしゃいましたが、こちらは地元の方がメインですね。舌の肥えた方が多く、ご家族連れのお客さまに気軽にディナーにもご利用頂いています。――おいしい野菜がたくさん食べられると評判ですが。赤城さん国産の野菜を基本に、季節ご「ラフィネRaffine」オーナーシェフ赤城英次さんとに産地を選び、一番おいしい旬のものをご提供しています。通年の野菜でも季節によっておいしい産地のものを仕入れています。味付けは体に優しいシンプルな南仏風がベースです。オリーブオイルと3種類の塩(用途に応じてイタリア、イギリス、フランス産)、トマト、レモンなどですね。ソースも重くならないよう、塩気が強くならないよう心掛けていますので、年配の方にもおいしいとご満足頂いています。、国内で手に入らないもの、例えば4L特大サイズのホワイトアスパラガスなどはオランダの産地から仕入れています。――肉や魚のこだわりはいかがですか。赤城さん豚、鶏、牛は国産が基本です。他に鶉、鳩、兎やジビエ(野生の鳥獣)などは、国産と海外のものが半々です。以前は魚河岸にも行っていたのですが、いまはインターネットの問屋から新鮮な魚が1尾から、カキなら1個からでも注文できるのでとても重宝しています。問屋ごとにここは何魚、ここはエビというふうに使い分けています。――店内にアート作品がたくさん飾ってありますが、どうされたんですか。赤城さん妻の交友関係で、ここでカルトナージュ(フランス独自のクラフト)の教室を開いたりしています。現在は4人のアーティストの作品を展示し販売もしています。ランチの時間を外すと空いていますので、アートに興味のある方もぜひお立ち寄りください。カジュアルフレンチ[ラフィネ]営業時間12:00~21:30(20時までにご入店ください)定休日:火曜、第1・3水曜※定休日の営業、貸切についてはお問い合わせください。▼動画が見れます。マーチング通信113-0033本郷4-37-4TEL,03-3818-4170http://homepage3.nifty.com/raffine/http://www.news.yushima-hongo.net/店内カウンターにディスプレイされたアート作品の一部温かい彩り野菜のヘルシーサラダお洒落で落ち着きのある佇まいビジネスマンの力強い味方、とんかつ定食を33年「とんかつかつ善」とんかつかつ善小杉政雄さん――2代目でいらっしゃるんですか。小杉さん父は下駄屋だったんです。大手デパートから頼まれた仕事などで細々とやっていましたが、もう下駄の時代ではないなと。店を継ぐとき、私は脱サラして何を始めようか考えて、サラリーマン時代に昼食で大好きだったとんかつ屋をやろうと決めたわけなんです。修業中に自分の納得できる味を見つけ、みんなに喜んでもらえる味と値段で昭和58年(1983年)3月に開店しました。当時とんかつ定食は600円でした(現在は800円)。――とんかつって飽きない味ですよね。小杉さん昼時はお客さんで2時まで席の空くときがありません。相席をお願いして18席フル回転しています。これ以上お客さんが増えたら大変です。でも、とんかつを好きで来られるビジネスマンや学生さんのため、あと5年は続けたいと思っています。私は父親を102歳で亡くしましたが、いま自宅で101歳の母親の介護もやっており、夫婦ふたりで店をまわすのは結構タイヘンです。――お似合いのカップルとお見受けしましたが。小杉さん私はここで生まれ育った地元っ子ですが、家内は福岡の八女の出身なん昭和52年頃、若かりし頃奥様と並んで昭和53年頃、履物店の前でです。時季が来ると八女茶でおもてなしできるんですね。知り合ったきっかけを聞かれると・・・実は社員旅行で京都に行ったとき、たまたま家内の会社と私の会社の観光バスが相乗りになって知り合ったんです。――それは素敵なお話ですね。ありがとうございました。とんかつかつ善113-0033本郷2-27-4TEL. 03-3813-5360▼動画が見れます。マーチング通信http://www.news.yushima-hongo.net/サクサク、ジュワッの食感、大満足の「とんかつ定食」