ブックタイトルマーチング通信42号

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概要

マーチング通信42号

第42号:平成28年(2016年)1月17日日曜日隔月発行12016年も湯島・本郷のあんなこと、こんなこと、地域に笑顔を届けます。ウォーカープラス※ウェブ版「湯島本郷マーチング通信」と「Walker Plus」がタイアップスタート!湯島本郷の情報をダブルで発信!●湯島天満宮禰宜「梅まつり」:1ページ●東京商工会議所、観光協会「食の文京ブランド100選」・リースパ御茶ノ水シークレット:2ページ●エツ来らむ・久々ご近所グルメ紹介:4ページ●三菱東京UFJ銀行・Quel(クエル)・暁~AKATSUKI~:3ページNo.42百年を見据えて「梅まつり」のさらなる発展を考えるプロジェクションマッピングなど新しい試みにも挑戦湯島天満宮禰宜押見昌純さん正月が終われば冬枯れの風景に春を探したくなる……そんな日本の四季に親しむ心に応えてくれるのが梅。昭和33年から始まった湯島天神の梅まつりも今年59回を迎えます。そこで禰宜の押見昌純さんにお話を伺いました。――ちょうど3年前、押見宮司に本紙に出て頂きました。今回は若きリーダーで禰宜の押見昌純さん、息子さんでいらっしゃる。昔の神社はどうでしたか。押見さん今ではお正月三が日で30~35万人の方がお参りになられますが、40~50年前のお正月は、今ほど多くはなく、元日は午前0時の開門から1時間で閉門していたそうです。三が日も露店が数軒出ている程度だったと聞いています。そこで、宮司が多くの方にお参り頂く為に少しずつ努力を積み重ね、新たな試みを行ってまいりました。そして、湯島天神で代名詞とも言われる絵馬が大変人気を集め、それから注目されマスコミからの取材も多くなったと聞いております。――梅まつりが近くなってきましたね。押見さん当宮は、江戸時代より“梅の名所”として親しまれておりましたので、戦後の地域活性化ということで、氏子の皆様にて始められました梅まつりも、いまでは全国各地よりおよそ40万人のにぎわいになっており、毎週訪れるリピーターの方も結構おられます。梅の品種により開花に少々ズレが出るため、形や色の違う梅を順に味わう楽しみがあります。また、土・日・祝日には、様々な催しを観る楽しみあり、週替わりで全国4カ所の物産展の楽しみありと、今年も魅力が満載です。東京メトロさんでも、臨時特急のロマンスカーを運行し、湯島に臨時停車致しますので、ぜひご利用頂ければと思います。――そのぶん期間中はご苦労も多いと思いますが。押見さんなにより梅は見頃の予想が非常にむずかしい花です。咲き始めから咲き終わるまで約1カ月と長く、咲き始めたからといって見頃がすぐに解るという訳ではないんです。その中で、私のお勧めは夜の梅ですね。“夜観梅”(やかんばい)と名づけていますが、夜の梅は、昼とは趣が変わり、周りの雑感が消え、ライトに照らされた梅は、何とも言えない愛らしさがあります。また梅はよく香りますので、清々しい香りが夜の境内に立ち籠めます。皆さまには、ぜひ夜観梅も楽しんで頂きたいですね。――昨年秋にはプロジェクションマッピングをやられましたね。押見さん湯島・御徒町・上野の地域活性化事業「YOUフェス」のフィナーレを飾る事業で、当宮としてご協力させていただきました。今回、神楽殿に映写致しましたが、神社の神楽殿に映写したのは全国初の試みかと思います。しかも決して条件の良いところではないにも関わらず、L字に2面映写という大変難しい条件の中でしたが、抽選によって選ばれたおよそ千人の皆様にお楽しみいただけたのではないかと思います。先人からの伝統文化を継承しつつ、100年後、200年後のことも見据えながらさらに多くの方に親しまれるよう微力ではありますが頑張って行きたいと思います。湯島天満宮〒113-0034湯島3-30-1TEL. 03-3836-0753FAX. 03-3836-0694www.yushimatenjin.or.jp/pc/ume/梅まつり概要■開催期間平成28年2月8日(月)~3月8日(火)入園時間8:00~19:30(入園無料)「YOUフェス」のフィナーレを飾った「プロジェクションマッピング」▲動画が見れます。梅園・絵馬堂■主な催し物(土・日・祝日)・神輿渡御・野点(お茶券500円)・カラオケコンクール・奉納演芸湯島天神白梅太鼓、おはやし、日本舞踊、かっぽれ、三味線、講談、ベリーダンス、その他多数有り・薩摩琵琶・生花展・物産展(青森県、石川県能登町、福島県、熊本県上天草市)※マーチング通信をご支援頂いている皆様の広告を4ページに集約させて頂きました。今後は益々の紙面の充実を行って参ります。