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概要

マーチング通信36号

2洗濯機用防水パンで国内トップシェアの(株)テクノテック工場を持たずアイデアで勝負、大手に頼りにされるオンリーワン企業株式会社テクノテック(経営革新支援法承認企業)代表取締役社長木本一也さん量販店の洗濯機売り場では新製品が花盛り・・・この洗濯機を支える縁の下の力持ちが洗濯機用防水パン。この分野で国内トップシェアを誇る会社が本郷にあると聞きさっそく伺いました。??デザイン会社からスタートしたそうですね。木本さん広島で自動車メーカーの協力工場として部品のデザインを行っていました。ところがデザインの仕事は一度決まるとある期間仕事がなくなるなど不安定です。多角化を考えていたとき、大手住宅メーカーから洗濯機の防水パン開発のお話があったんです。北海道の住宅用に寒さに強い防水パンを作れないかと。そこでいろいろ試し、自動車部品の廃材の再生プラスチックで作ったところ、これが強度に優れているうえ低コストなのでたちまちヒットしたんです。業界初の優良住宅部品(BL)認定を受けることもできました。いまでもデザイン重視の姿勢は一貫しており、一流デザイナーに外注するなどしてGマーク製品も多いですよ。??住宅には欠かせない設備ではありませんか。木本さん防水パンは洗濯機を置いてしまうと見えにくい部分ですが、これの性能が排水管掃除のしやすさや臭いの遮断など、もろもろの快適感を左右します。また万一漏水があったらたいへんです。強度、寸法精度、機能に加えコストも大事です。当社はリサイクル素材の利用などで大手にまねのできない低コストを実現、洗濯機の進化に合わせて常に新しいものに挑戦すべく開発に取り組んでいます。??工場を持たないのもユニークですね。木本さんいわゆるファブレスメーカー。巨額の投資を伴う工場より、すき間を狙ってアイデアと企画力で勝負するというスタンスです。製品開発は大手住宅メーカーと共同開発、共同で特許を取るよう努めています。製造については関東、関西、海外などで行っています。??今後の展開のご予定は。木本さん中国で進むマンション建設に合わせて当社製品の納入が始まっています。ドラム式洗濯機防水パンイージーパンTPD640将来的にはインド、タイ、ベトナムにも進出したいですね。かねてから医療分野でも貢献したいと考えており、当社の防水技術を活かした園芸療法用作業台を試作しました。健全な心身を維持するための園芸療法が注目されているわりに、これに適した製品がないのが実情です。すでに効果が実証された試作機を展示してあります。超高齢化社会の福祉に役立つ園芸療法にご関心のある方は、ぜひ当社ショールームでご覧になって頂きたいと思います。株式会社テクノテックのデータ代表取締役木本一也設立昭和63年1月主な営業品目洗濯機防水パン・トラップの開発、製造、販売レジナロック(床排水トラップ)イージスタンド(洗濯機設置台座)イージパン(ドラム式洗濯機対応防水パン)透明トラップ本社〒113-0033本郷3-6-6本郷OGIビル3F、ショールーム1FTEL. 03-5800-4477(代)FAX. 03-5800-4196URL: http://www.technotech.co.jpE-mail: tokyo@technotech.co.jp礫川「地区町会連合会のあゆみ」から文京区町会連合会会長鷹田芳郎さん平成26年、文京区町会連合会会長に就任された鷹田さんの前職は礫川地区町会連合会長です。文京区町会連合会創立60周年誌『六十年のあゆみ』(平成26年11月発行)から抜粋しました。(前略)礫川地区町連の事業として「文京朝顔・ほおずき市」が有名です。平成26年に29回を数えたこの事業は区民部経済課の指導事業としてスタートしました。入谷鬼子朝顔・ほおずき市母神、浅草四万六千日での朝顔市、ほおずき市を伝通院、こんにゃくえんま源覚寺境内にて一度で開く贅沢な事業です。無量山伝通院から善光寺坂を下り源覚寺迄の道筋は春夏秋冬今日でも江戸の風の香りに包まれるパワースポットです。(中略)平成23年東日本大震災遭遇時に震度5弱にも拘らず地域住民の方々、企業従業員の方々が多数避難所に身を寄せ、多くの帰宅難民の保護、救済に当たりました。このような状況を踏まえ平成23年11月地域防災計画の修正が行われ臨時災害対策本部の設置と指示により可能な範囲で避難所の開設と運営に対する協力を行うことになりました。平成25年8月には大原地区との共同にて礫川地域活動センター管内地域にて首都直下型大規模地震発災対応訓練・災害対策本部運営訓練・発災型地震実働訓練等文京区総合防災訓練に参加致しました。礫川地区町会連合会では設立以来35年町民の住みよい環境と、安心で安全な町を維持する事が目的であると常に考えております。防災訓練、防犯・交通安全運動、地域浄化、青少年健全育成、文化伝統の維持育成、福利厚生等活発に進めて参ります。また、町の行事に関しては近隣町会連合にて大規模な事業やイベントを行うための資金やスタッフの相談、企画運営会議室の提供にも積極的に関与して参ります。平成27年3月に完成する新しい礫川地域活動センターを地区町連の中核として今後の35年先を見据えて参ります。