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概要

マーチング通信31号

第31号:平成26年(2014年)3月16日日曜日隔月発行1湯島・本郷のあんなこと、こんなこと、地域の絆を深め広めたい。?????????通信スマホ・パソコンでマーチング通信動画も満載!マーチング通信ホームページ版も、ぜひご覧くださいhttp://www.news.yushima-hongo.netNo.31編集・発行湯島本郷マーチング委員会事務局TEL.03-3811-1111 FAX.03-3811-0047発行人兼編集長:利根川英二編集スタッフ:瀧村淳三、宮崎直樹、小座間次男、佐藤悦子、大村明生私立に負けない公立ならではの良さ、本郷台中学校小・中が連携してより質の高い教育を目指す取り組みに着手文京区立本郷台中学校校長森由紀男さん31区立二中と四中が合併して誕生、昨年開校15周年を迎えた本郷台中学校。そこで今回は第4代校長の森由紀男さんを訪ねました。――こちらには昨年4月に着任されたんですね。森さんええ、八中から来ました。それまではずっと都内の東北部の中学を経験してきたので、さすが本郷という伝統を感じました。生徒も洗練されていますね。高校進学の実績でいうと、本校から難関の国公立・私立校に進学する生徒も少なくありません。文京区全体で見ても近年は公立のレベルが上がってきていて、ごく一部の有名私立中を除けば区立中の方が相対的にレベルは高いんです。いまだに私立中志向が多いのはちょっと残念ですね。せっかくある区立中の良さをもっと活かして頂きたいと思っ正月恒例、全校生徒が参加する“席書会”ています。――授業で特徴的なことはありますか。森さん英語と数学は1年生から習熟度別のクラス編成により授業の密度を上げています。英数については昨年夏、八ヶ岳高原学園で3泊4日(8月10日~13日)の勉強合宿を行ったんですが、全校生徒202名中36名もの参加者があり成果を上げました。社会では実際の裁判を傍聴に行ったり、公正取引委員会の方から「独禁法講座」を受けました。理科ではお茶の水女子大の「スーパーサイエンス講座」を受講し、音楽は三味線を専門の先生から教わりました。家庭科では、湯島幼稚園へ行って保育実習をさせて頂きました。また都立工芸高校と連携して生徒に工芸高校でデザインなどの体験授業を受けさせています。部活も盛んで昨年、バスケット部とバドミントン部は文京区で優勝し、吹奏楽部が都のコンクールで金賞を受賞しました。中学としては珍しく硬式テニス部があって部員も30数人います。文化部も9つあり活発に活動しています。その他、水泳、チェロ、囲碁、バレエ、スキーなど、学校内外で活躍する多才な生徒もいます。――今後取り組むテーマはなんですか。森さんいま一番取り組みたいのは、小・中の連携です。昨年本校の15周年式典には本郷小、湯島小の校長にも来て頂き、改めて小・中の連携の大切さを痛感しました。例えば小学校の英語の授業に本校から応援に行くとか、体育の指導に本校から教師を派遣するなど、できるところから始めていきたいと考えています。近いですから積極的に交流しなければと、実は私も本郷小の「本郷祭り」にはアマ4段の腕を買われて囲碁を教えに行きました。湯島小の特別授業の取り組みにも学びたいですね。この3校の教師が連携することで授業の質が高められ、児童・生徒の学びに大きなプラスとなると確信しています。本郷台中学校のデータ校長森由紀男平成10年4月1日開校生徒数202名113-0033本郷2-38-23TEL.03-3813-1987 FAX.03-5689-4555http://www.bunkyo-tky.ed.jp/hongoudai-jh/スマホ・パソコンでも「マーチング通信」で検索