マーチング通信22号

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第22号:平成24年(2012年)9月16日日曜日隔月発行「街の元気な会社」専業主婦から社長に、脇目もふらず20余年株式会社小林商店代表取締役小林澄子創業者初代小林吉次郎が新潟の三条から東京に出てきて、現・ヤマト....

第22号:平成24年(2012年)9月16日日曜日隔月発行「街の元気な会社」専業主婦から社長に、脇目もふらず20余年株式会社小林商店代表取締役小林澄子創業者初代小林吉次郎が新潟の三条から東京に出てきて、現・ヤマト科学さんに丁稚奉公で入り、ここでみっちり仕事を叩き込まれて独立し、小林吉次郎商店を創ったのが明治35年(1902年)です。日本医療機器協会(2012年9月1日、東京医療機器協会から名称変更)には創立当初から入会したのですが、2代目が個性の強い人で退・入会を繰り返したため、通算年数では創立メンバーとは言えないのです。3代目は私の主人でしたが、平成元年(1969年)海外出張中に46歳の若さで事故死し、私が後継社長を務めることとなったのです。私は専業主婦に満足していたので、初めは社長業がイヤでしようがなかったのです。でも事業をやめるのも大変な事と思い直して引き受けたのですが、それか”らは苦労の連続でした。当時はバブル末期でしたが毎晩のように夜の接待があり、子どものために夕食を作ってから出かけて深夜に帰宅、朝は弁当の用意の繰り返しでした。平均睡眠時間は3時間。そんな無理がたたったのか、1年ほど経って重いインフルエンザで1カ月間寝込みました。そのうち双方の親3人の介護も始まります。私の苦労を少しでも軽くしようと、当時高校生の娘が料理学校に通い料理が作れるようになりました。くじけそうになる私をいつも励ましてくれたのは、ヤマト科学さんの物心両面のご支援でした。最高顧問の方が当社のため、忙しい午前中だけ社員を1年間無償で派遣してくれたのには本当に助けられました。初代以来、ヤマト科学さんにはお世話になり通しでいくら感謝してもしきれません。次女もヤマト科学さんで営業の修行をさせて頂きました。当社は医療機器と理化学機器の卸が中心、なによりスピードが命の商売です。いまでも脇目をふる暇もない毎日ですが、次の社長に託すまでまだしばらく頑張らねばと思っております。株式会社小林商店03-3811-0875本郷消防署前通り(湯島本郷百景から)H-11街名人リレートーク和紙工芸品で生活の中に江戸のデザインを株式会社松しん松沼茂長らく親しんで頂いた菊坂の店を移転し、いまは菊坂を下って言問通りに出たところに店があります。和紙工芸品・民芸品をプロデュースし、メインは卸ですが店頭とネットで小売も行っています。東京スカイツリーの売店にも出ているなど、当店の商品は全国の皆様とどこかでお目にかかり、懐かしさに思わず手に取られる、そんな商品かもしれません。学生時代はワンゲル部に所属して全国を放浪してまわり、各地の民具や民芸品に引かれたのがそもそもの始まりです。卒業後、東京下町の問屋でアルバイト中に自分にも出来そうな気がして起業しました。昭和47年頃、商品化の第1号として「千社札」を売り出したところ、全く新しい発想の商品だったのが受けて思わぬヒットをしました。当時は和紙が世の中から消えつつあり、和紙業者が次々に廃業に追い込まれていた時代です。ですから私が和紙を使った工芸品を企画して、それぞれの職人さんに注文を出すことで業界も活気づく、そんな状態でした。日本人の琴線にふれる江戸のデザインを甦らせ、いろはかるたや福笑い、すごろくなどで私が商品化したものがいろいろあります。弓張り提灯や渋うちわは、使ってよし飾ってよしのデザイン性の高い商品です。当店のロングセラーに「江戸歳時記暦」があります。和紙を季節ものや伝統的な遊びの絵が飾り、様々な趣向を凝らしたもので毎年約6,000部を製作・販売しています。オリジナル作成では企業から名入れの大量注文を受けることも江戸の図柄を職人さんが苦労して起こして作った人気のかるたあります。こういう和紙工芸品には、外国人、特に英語圏の人に愛好者が多いです。和紙のよさをよく知っており、手頃な値段で軽くかさばらず、しかも日本情緒たっぷりなので重宝するようです。私は毎日食べていければ充分と思っており、事業を大きくしようという気はないのです。生活の中に江戸の心を生かす、そんな心のゆとりを演出する小道具をこれからも末長く届けていきたいと思っております。小粋なアクセサリーとしてファンの多い千社札株式会社松しん03-3814-7059URL http://www.matsu-shin.jp創業1957年。不動産のことならお気軽にご相談ください。〒113-0034文京区湯島3-46-4TEL.03-3834-1404FAX.03-3834-1410http://www.nissei-f.co.jp株式会社TONEGAWA人と企業を結ぶイノベーションカンパニー私たちは印刷をベースに、グラフィックWeb、映像、イベントといった複数の手段を効果的に結びつけ、"クロスメディア"に対応する新鮮な発想で、お客様が求める"ベスト"なソリューションを考え続けます。〒113-8521文京区湯島2-4-4TEL.03-3811-1111 FAX.03-3811-0047イベント万葉レクチャーコンサート「リービ英雄&辻友子講演&コンサート」9月29日(土)文京シビックホール(小ホール)、リービ英雄講演「万葉集の魅力」、一人オペラ作曲井上重晴、田原奈津代、辻友子、美しい日本の歌7時開演(当日2,800円学生1,500円)Tel.080-5096-6201共催:tw2音楽事務所、(株)春陽舎